経過観察は事実がどのように推移しているかをじっくりと見定めるために、離婚事案の際に弁護士によって行なわれることです。
なぜならば、離婚をしたいと考える依頼人側だけの考え方や意見で実際の状況を判断することは、いくら弁護士であっても限界があるからです。
そのため、実際に依頼人の家をたずねて依頼人がどのような環境で過ごしているかや、子供達の様子がどうかなど実情に即した事実認識を経過観察によって把握しておくことが、弁護士にとっては重要なことなのです。
別居していたりDVなど身体的危険性を伴う場合である時には、プライバシー保護の観点からそれほど立ち入らないといわれています。
それでも、離婚事案を主に扱う弁護士は、依頼人側も含めて全体的な事実の把握を経過観察によって行うのです。