鍵をなくしたと聞くと、大抵の方は家や車の鍵を思い浮かべるでしょう。
しかし、我が家の場合、無くしたのは小さな手提げ金庫の鍵でした。
祖父が、昔使っていた金庫の鍵がいくら探しても見つからないと言うのです。
持ち主である祖父でさえ何が入っているか忘れてしまっているような古い金庫ですが、開かないとなると気になってしまい、家族総出で探したのですが見つかりません。
我が家は古い一軒家で、タンスなどもたくさんあります。
ここから小さな鍵を見つけるのは藁の中の針を探すようなことだと気が付くのに、それほど時間はかかりませんでした。
困っている時、家族の誰かが鍵の業者さんに依頼した方が早いのではないかと言いだしたのです。
しかし、特に貴重品が入っているわけでもなさそうな古い金庫の鍵でも開けてもらえるものでしょうか。
心配でしたが、祖父はどうしても金庫を開けたいようでしたので、思い切って株式会社カギニストの鍵のヒーローさんに依頼してみたところ、快く応じて下さり、すぐに駆けつけてくれました。
家族で針金などを使い、何とかこじ開けようと試みてもビクともしなかった鍵も、プロの手にかかればあっと言う間に開いたので、感心してしまったのを覚えています。
金庫の中身は、古い印鑑と100円札、それに若い頃の祖母の写真でした。
ある意味、祖父にとっては一番の貴重品だったのかもしれません。